看護師を目指すきっかけ
特に子どもはそうだと思うが、様々なメディアで情報を得て、その憧れをきっかけに自分の将来の夢を決める、ということもあるのではないだろうか。
看護師という職業は女の子の夢ではいつも上位にランクインされているが、目指すきっかけになるものは、やはり自分が看護師に優しくされた経験を持っていたり、身内が病院にお世話になったから身近で看護師の仕事を見て憧れた、というもの、白いナース服がかわいいと思った、などと自分の経験が基になっている人もわりと多いようである。また、テレビドラマや映画で医療ものをやっていて、それを見てなんとなく気になった、憧れたと思った人もいる。実際、私の同級生で、看護師になった者がいるが、その理由はテレビドラマだったらしい。本当は医者になりたかったが、それほどの学力はないため、看護師を目指したらしい。今は、キャリアを積んで、熊本で保健師として働いている。熊本では、保健師の講習会や協議会がたくさん開かれていて、とてもやりがいのある仕事だそうだ。この仕事に出会えるきっかけを作ってくれたテレビドラマに感謝をしているとキラキラした目で言っていた。目指すきっかけはなんでもよくて、それで本当に看護師になった人がいるということは、やはりそうした経験やテレビドラマなどメディアの力は大きいのだと感じる。
しかし実際には、看護師の仕事は肉体的にも精神的にもとてもハードな仕事なので、テレビドラマで楽しそうにバタバタしていたりするのをそのままに受けていれば専門学校や大学進学して現実を目の当たりにした時、少しびっくりするかもしれない。また、いざ自分が看護師になってテレビドラマや映画を観てみると、色々突っ込みどころがあって逆に新鮮な気持ちで観ることが出来るかもしれない。実際、看護師がそういったものを観ると、あるあると思うことが半分、有り得ないと思うことが半分くらいだと聞いたことがある。メディアだとそのくらいがちょうどいいのかもしれない。
先ほどの友人を思い出し、熊本の看護師事情について調べてみたら、こんなサイトを見つけた。<http://www.xn--eut63rq1icvf4s2a.net/>ネット上にも、看護師の世界を覗き見できるところがたくさんあるみたいだ。